渋柿 苗木 会津身不知 12cmポット苗 あいづみしらず カキ 苗 かき

会津身不知は、福島県会津地方の渋柿で、実がたくさんできます。

◆会津で歴史とともに栽培されてきた柿です◆
枝が折れるほどに実がなるので「身の程を知らない」つまり「身不知（みしらず）」という名前がついたという説、また将軍に献上された際に「こんなにもおいしい柿をいまだかつて知らなかった（見知らず）」と言われた、という説などがあります。いずれにしてもそのおいしさには定評があります。

会津地方ではアルコールや炭酸ガスによりゆっくりと渋抜きをし、独特のトロリとした食感や自然の甘さを引き出しているそうです。家庭栽培でも試してみると良いかもしれません。

果実は220g前後で、糖度は16〜20度です。

1本でも結実しますが、2品種以上植えると、より結実し、甘味も増します。雄花の多い禅寺丸や筆柿などを近くに植えると果実がより大きくなり、成熟しやすくなります。

◆育て方◆
カキは育てやすい品種で、家庭栽培向けといえますが、いくつか注意が必要な点もあります。

摘蕾・摘果を適切に行うことは大切な点です。実をつけすぎると翌年の実つきが悪くなります。枝の先の方に花芽がつくので、枝を剪定する時には先端部分を切りすぎないように注意が必要です。

植え付けは、水はけ・水もちがよければそれほど場所を選びませんが、日当たりの良いところを好みます。秋〜梅雨位までに植え付けします。9〜11月や3月以降など、暖かくて日差しがある時期に植え付けする場合は根を崩さないように植えてください。

落葉病やヘタムシなどの病害虫に注意してください。

柿の苗木は特に芽吹き時期が遅れることが多く、2年越しに芽吹く場合があります。春先に休眠から覚めないことがありますが、翌年には芽吹きます。ご了承ください。

開花時期:5月
収穫時期:10〜11月
最終樹高:2.5〜3m
栽培適地:東北〜九州