マンザニロは、果実が3.5g前後と大粒です。含油率は10%強と少し低めです。病気や風害に弱いという欠点もありますが、栽培しやすいため、世界で最も多く育てられています。

フラントイオは、果実が2.5〜3.5g前後です。果実の含油率は21〜25%前後、熟すにつれて、黄色からスミレ色と色合いが変わってゆき、濃い赤色になったら収穫時期です。オイルはフルーティーで香り高いです。

エルグレコはギリシャ産のオリーブです。とがった細長い銀色の葉が印象的です。花粉が非常に多いため、他の品種の受粉樹には最適です。

エルグレコはギリシャ産のオリーブです。とがった細長い銀色の葉が印象的です。葉が美しいことから観賞にも用いられます。花粉が非常に多いため、他の品種の受粉樹には最適です。

シルベストリスは観賞用のオリーブです。葉が小葉で、濃いグリーンがとても引き立つきれいな品種で、観賞用として最適な人気のオリーブの新品種です。

アスコランドはイタリア原産のオリーブです。果実は長円形、果肉は多く塩漬けやピクルスとして利用できます。

ミッションは、アメリカ原産のオリーブです。果実は早生で夏には結実します。実の形は長円形で、食用(ピクルス)などに利用できますし、香りが良く油の含有率も高いことから、オイル用としても栽培されます。

ネバディロブロンコは、オリーブの中ではポピュラーなスペイン生まれの品種です。果実は早生で夏には結実します。油の含有率は17%で、スペインでは最も一般的なオイル向けの品種です。花粉の量が多く、受粉樹にもおすすめです。

ルッカは、樹勢が強く、オリーブらしい美しい樹冠を形成します。生育が早く高樹高型で、耐寒性、耐病性にもすぐれ、栽培が容易です。

ピクアルは、スペイン南部原産のオリーブです。実はコリコリとした食感です。まろやかな味わいは、天ぷらやサラダなどにもあいます。油の含有率が21〜25%と、非常に油分に富んでいるのも特徴です。