桜 苗木 染井吉野 12cmロングポット苗 さくら 苗 サクラ

染井吉野は、桜の代表品種で、吉野桜とも呼ばれています。

◆いわずと知れた、桜の中の桜です◆
エドヒガン系の桜と大島桜の交配で生まれた品種です。明治時代から国内で圧倒的に多く植えられてきた品種で、気象庁の桜開花の知らせはソメイヨシノのなかから選定された株に基づいています。非常にポピュラーな品種で、現代の観賞用桜の代表品種です。

江戸時代に染井村という場所で育成され、桜の名所として古来から名高かった奈良県の吉野山にちなんで染井吉野と名付けられました。

植栽してから15年ほどすると花付きが良くなり、20〜40年の期間は見事な花を咲かせます。咲きはじめは淡紅色で、満開になると白色に近づきます。一重咲きで花びらは5枚です。

葉が出る前に花が開き、枝もたわわに花をつけ、群植すると一斉に開花するため、非常に豪華で華やかな桜です。

季節を感じる樹木で日本人が一番好きな桜がソメイヨシノだと言われています。春の暖かな訪れとともに桜のつぼみが膨らみ始めます。こうした変化も自宅の庭に植えているからこその楽しみです。

桜が紅葉することはあまり知られていないようです。桜並木を春の時期にしか訪れないからかもしれません。しかし実は、桜の紅葉はとてもきれいです。徐々に紅葉する桜を見ながら秋の風を感じるのも風情があります。

栽培難度はやや高めですが、自宅の庭で咲くソメイヨシノは、苦労するだけの価値があります。

管理の方法にもよりますが、5〜15m程に成長します。

虫が付きやすい品種なので、住宅からできるだけ離して植えましょう。樹木はたくましく虫がついても成長していきます。大量発生時やよほどひどい病気など必要な場合を除き、植え付け後に特別な手入れは必要ないでしょう。人通りが多い場所や近隣のお宅が近い場合は消毒を行うことをオススメします。

◆育て方◆
水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。日当たりと風通しの良いところを好みます。

水やりは、庭植えの場合は雨水だけで十分ですが、植え付け一年目は根がしっかりつくように水をたっぷり与えてください。夏の日照りが続くようなときにも毎日水やりをしてください。鉢植えでは表土が乾いたらたっぷりと与えます。特に5〜7月は水切れしやすいので注意です。

2月に寒肥、花が咲いた後と7月ごろにも施肥すると翌年の花付きがよくなります。

樹高を抑えたい場合には落葉した後に切り詰めを行ないます。切り口には癒合剤を塗って菌が入らないようにします。

ウメケムシなどの害虫には注意が必要です。見つけたらすぐに殺虫剤で駆除してください。

開花時期:3〜4月
最終樹高:5〜15m
栽培適地:北海道〜沖縄

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